
『ヘッドホン(イヤホン)を使うと難聴になる』
世代にもよりますが、まだカセットテープが全盛だった時代の方には、こんなことを親から聞かされてた(または自分で思って教育していた)方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今の時代、スマホを中心とした携帯音楽プレイヤー片手にイヤホンしながらお出かけする方は、決して珍しくありません。
最近では、動画をラジオ代わりに聞いたり、はたまたインカム付きヘッドセットをつけてZOOMやTeamsなどのTV会議をする方も増え、音楽などの娯楽のほかに仕事でも益々使用者が増えている状況にあります。
そんなヘッドホン(イヤホン)の需要急増の中、気になる記事がありましたのでご紹介します。
はじめに
この記事はこんな方にオススメです。
- 昔「イヤホンしてると耳を悪くする」と言われたことがある人
- 最近イヤホン・ヘッドホンをしてて耳の奥が痛くなった経験がある人
- イヤホン・ヘッドホンと難聴との因果関係を知りたい人
こんな方にオススメです。
- ヘッドホン・イヤホンの適切な使い方ができるようになる
- 自分の今の耳年齢が分かる
- 自覚してなかった不調が見つかるかも
この記事を読めば、適切な耳のケアのためにヘッドホン・イヤホンの正しい付き合い方が分かりますし、もしかしたら、「あれ、ちょっと耳おかしいかもな」と、自分の気付かない不調に気付くかもしれません。
それでは、どうぞ!
『イヤホン・ヘッドホン難聴』の結論
簡単に結論をまとめると次のとおりです。
それでは内容について、細かく見ていきましょう。
イヤホン・ヘッドホンの影響について

耳への影響について
こんな記事がありましたのでご紹介します。
在宅勤務で「常にイヤホン」30代男性の“難聴リスク”
新型コロナウイルスの感染拡大以降、自宅でリモートワーク(在宅勤務)をしていますが、「オンラインの打ち合わせが増えて、イヤホンを使っているせいか、最近耳に痛みを感じます」
大音量で音楽などを聴き続けることで「イヤホン(ヘッドホン)難聴」が起こる場合があります。世界保健機関(WHO)は、スマートフォンなどの普及で、特に若者たちがイヤホン難聴のリスクにさらされていると警告しています。
じわじわと進行するため初期症状を自覚しにくいのですが、耳が詰まった感じがする耳閉感や耳鳴りを伴うことがあります。聴力はいったん失うと回復が難しいといわれます。
通常、それくらいの音量で短時間の使用であれば、難聴になる危険性は高くありません。しかし、イヤホンの音量を大きくしていたり、イヤホンの使用が長時間にわたったりする場合、難聴になるリスクが全くないとはいえません。耳の痛みへの対策も必要です。
出典:Yahoo!ニュースより一部引用
一方、厚生労働省関連の記事では、このように紹介されています。
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について
WHO(世界保健機関)では、11億人もの世界の若者たち(12~35歳)が、携帯型音楽プレーヤーやスマートフォンなどによる音響性難聴のリスクにさらされているとして警鐘を鳴らしています。
ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)は、じわじわと進行し、少しずつ両方の耳の聞こえが悪くなっていくため、初期には難聴を自覚しにくいことが特徴です。他の症状として、耳閉感(耳が詰まった感じ)や耳鳴りを伴う場合があります。重症化すると聴力の回復が難しいため、そのような耳の違和感に気づいたら早めに受診することが大切です。
出典:厚生労働省 eヘルスネット より一部引用
ただし、『ヘッドホン(イヤホン)=難聴になる』というわけではなく、
- 長時間使用し続けると聴力が悪くなる。
- 短時間の使用なら問題ないが、適度な休憩が必要。
ということなので、『使い過ぎには注意』というです。
どのくらいが許容範囲?
「使い過ぎには要注意」ということですが、その範囲は次のとおりです。
WHOでは、80dBで1週間当たり40時間以上、98dBで1週間当たり75分以上聞き続けると、難聴の危険があるとしています。なお、100dB以上の大音響では急に難聴が生じることもあります。
出典:厚生労働省 eヘルスネット より一部引用
紹介された単位を平日5日換算で計算すると、こうなります。
- 80dB:1日あたり8時間以上
- 98dB:1日あたり15分以上
音の大きさについての目安は次のとおりです。

この表によると、「カラオケ店」や「パチンコ店」は長時間(8時間以上)連続で過ごしていると難聴のリスクがあることが読み取れます。
中でも驚きなのが、『100dB:地下鉄の構内』です。
最近コロナ禍の影響で、地下鉄の電車は軒並み窓を開けて走っています。常に社内が100dBの大騒音に晒されているわけではありませんが、その地下鉄の電車に乗っているときなんかはかなりうるさいですよね。
その音を相殺するためにボリュームを挙げることがありますが、余計に耳へのダメージを負うことに繋がるので注意が必要です。
日常生活の範囲でも『難聴リスクあり』に引っ掛かりそうというのは驚きだね
ライブハウスやコンサート会場の中は確実にヤバイわね
アナタの耳年齢は?
「大音響は耳に悪い」ということは分かりました。
では、今現在のアナタの耳は大丈夫でしょうか。
健康診断でも「問題なし」だったから大丈夫!
と思っている方もいらっしゃるでしょう。
ですが、それは「可か不可か」という判定であって、どのレベルなのかという判定ではありません。
『耳年齢』という言葉をご存知でしょうか。
加齢とともに聴力が弱くなるのはご存知かと思いますが、その聴力がどの程度なのかを示す俗称です。
その耳年齢が、どの程度なのかをおおよそ測れる動画をご紹介します。
ご自身の耳年齢がどのくらいか、ためしに測ってみてください。
ちなみに私は年相応でした。喜んでいいやら悲しんでいいやら。
ヘッドホン・イヤホン難聴の対策は?
今回の記事で挙げられていた「ヘッドホン難聴」「イヤホン難聴」は、大音響を長時間聞き続けることがリスクを高める原因と紹介されています。
ですので対策として、要は「デカイ音を長い間聞かなければいい」ということになります。
具体的にはこのように紹介されています。
ヘッドホン難聴の予防
WHOでは、ヘッドホンやイヤホンで音楽などを聞くときには、耳の健康を守るために、以下のようなことを推奨しています。
・音量を下げたり、連続して聞かずに休憩を挟んだりする。
出典:厚生労働省 eヘルスネット より一部引用
・使用を1日1時間未満に制限する。周囲の騒音を低減する。
・「ノイズキャンセリング機能」のついたヘッドホン・イヤホンを選ぶ
「デカイ音は害だ。だから聞かないようにしよう」単純な発想だけど真理だよね
耳ケア用にイヤホンの買い替えを

ずいぶん前から「ノイズキャンセリング機能」がついたイヤホン・ヘッドホンが売り出されていましたが、値段が高く『贅沢品』としてみなされていました。
しかし昨今、10,000円を切るノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンが出回るようになりました。
この機会に購入を検討されてはいかがでしょうか。

その騒音、消えるよ…!
ホントに街の喧騒が気にならないぐらいに静かになるからスゴイ技術よね!
まとめ!
ここまでの内容をまとめてみましょう。
「ヘッドホン難聴」「イヤホン難聴」についての結論は次のとおりです。
耳は一生付き合っていかなければならない大切な器官です。
『若いから』と高を括らず、大切に扱っていきましょう。
耳の異常は放っておくと取り返しのつかないことになるので気をつけよう
「おかしいな?」と思ったら迷わず病院へ!
ではこのへんで。かわぐちろろでした。
かわぐちろろ の【ろろ余談】
小さい頃、風呂上りにタオルを巻いて耳の中をほじくりまわしてましたが、これって相当ヤヴァイらしいですね。
ノイズキャンセリングのイヤホンはホントすごいです。一度使ったらもう戻れません。
